先日の金沢旅行のブログの前に…
金沢が舞台になっている小説をご紹介します。
旅行のとき持って行った観光本のうしろに
金沢が舞台の作品が載っていて。
そういえば、読んだなって思い出して
もっかい読んでみてる。
ユージニア / 恩田 陸
北陸のK市はまさに金沢
雨がとてもよく降ることも。
行ったばかりだから、街の風景がリアルに想像できて楽しい。
でも小説の内容は全然楽しくない。
謎解きじゃない
どんでん返しもない
犯人がわからない。
どの章を読んでも謎は深まるばかり
読むの2回目だけど
新たな発見だらけ。
ネットで考察サイトを見ても
書いてあることバラバラで
全然参考にならない
それでもこんなに惹きつけられるのは
なんでだろう
緋紗子が犯人だという理由を
探したいからなのかな
ブランコの記述とか
もう怖すぎて背筋がゾクゾク
一つ一つのキーワードに
ヒントがかくされているのだろうけど
ホントかウソかすら
わからない
人の感情が、想像が、思い込みが、
事実にどういうエッセンスを加えるのだろう
小説って同じ作品読み直すことほぼないけど
これは何回でも読みたいし
読まずにはいられない。